納品事例 | 山口県周南市 “10万円以下の一枚板ダイニングテーブル”

納品事例 | 山口県周南市 “10万円以下の一枚板ダイニングテーブル”

― 杉250年の温もりを暮らしに ―

DIY好きの息子さんが贈った、一枚の杉板

今回の一枚板ダイニングテーブルは、山口県周南市にお住まいのご両親への“リフォーム祝い”として納品されました。

贈り主は、DIYが趣味の息子さん。
「年末には子どもや孫が集まるので、みんなで食卓を囲めるテーブルを、自分の手で仕上げて贈りたい」
そんな温かい想いから、清水銘木を訪ねてくださいました。

工房に並ぶ数百枚の板の中で、息子さんの目に留まったのは、樹齢250年を超える杉の一枚板

ご希望で“荒材渡し”という選択も

清水銘木では、通常は職人が丁寧に仕上げた状態で一枚板をお渡ししています。

一方で、DIYを楽しみたい方や仕上げを自分の手で完成させたい方には「荒材渡し」も選択可能です。

今回の周南市の納品は、DIY好きの息子さんのご希望に合わせて、荒材のままお渡ししました。

節あり・荒材という選択が、価格を引き算にする

家具店で同等のサイズ・樹齢の一枚板を購入する場合、通常は数十万円〜が相場になります。

しかし今回は、

  • 節あり材(= 通常流通しない板)
  • 荒材渡し(= 仕上げを自分で行う)

この2つの“引き算”によって、10万円未満での納品が実現しました。

仕上げ工程を自分で担うことで、
価格を抑えながらも「手をかけて完成させる楽しみ」を味わえる。
それは、清水銘木ならではの提案です。

家具店では出会えない“一枚”

清水銘木が扱う板には、形も木目も完璧に整った、美しく仕上がった一枚も数多くあります。

家具としての完成度を求める方には、職人が丹念に磨き上げた“端正な板”をご提案しています。

一方で、今回のように節や形の個性をそのまま活かした板も豊富に取り揃えています。
節は木が枝を伸ばし、長い年月を生き抜いた証。

わずかな曲がりや色の揺らぎも、自然が描いた表情として、
“整った美しさ”とは異なるもうひとつの本物の美しさを宿しています。

つまり清水銘木では、
「完璧に整った一枚」と「個性を活かした一枚」、
そのどちらも**“選べる”材木屋**なのです。

一般的な家具店では、節や色ムラ、形のゆがみがある板は規格外とされ
商品ラインにはまず並びません。

「美しく整った板」だけを求める流通構造の中で、
個性ある木が選ばれることはほとんどないのです。

清水銘木は、そうした“整えすぎない美しさ”を大切にしています。

家具店が扱わない“選ばれなかった板”の中にも、
自然の造形や生命の跡が息づいています。

材木屋として山から直接仕入れ、自然乾燥・保管を行うことで、
一般流通には乗らない“訳あり”と呼ばれるような個性豊かな材にも、
確かな価値を見いだしています。

家族をつなぐ食卓へ

年末には、リフォームを終えたご実家に、子どもや孫たちが集まるそうです。

その中心にあるのが、息子さんが磨き上げた杉の一枚板。

自然光を受けて優しく光る木肌に、家族の笑顔が映ります。

250年を生きた杉が、これからの何十年も、
家族の記憶を刻んでいく――

それは、家具ではなく“暮らしの物語”です。

材木屋がつくる、暮らしの本質

清水銘木は、山口県防府市にある材木屋です。

私たちは木を“仕入れる”のではなく、“育てる”視点で見つめています。

節も形もすべて、木が生きた証。

その個性を「欠点」と捉えるのではなく、
「味わい」として暮らしに活かす。

それが、清水銘木のものづくりの原点です。

納品実例と購入の流れ

清水銘木では、カフェや飲食店のカウンター材、住宅のダイニングテーブルなど多くの納品実績があります。
購入の流れはシンプルです。

  1. 現物見学(要予約)
    遠方の方は電話・写真のやりとりでも可能です
  2. お気に入りの板を選定
  3. 脚や仕上げを相談
  4. 納品・設置(全国配送対応)

理想のテーブルづくりをサポートします。

山口県で「一枚板のテーブルを買える場所」を探している方へ。

清水銘木なら、材木店ならではの品質と価格で、世界にひとつの無垢テーブルを手に入れられます。

店舗情報

有限会社 清水銘木店(Shimizu Meiboku)
〒747-1111 山口県防府市富海948−1
営業時間:9:00〜17:00(要予約)
TEL:0835-34-0779

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